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一から学ぶタイ語 講座

[Lesson 3] 1. 二重子音その1

タイ語では、子音を二つ合わせた二重子音がよく使われます。
英語の発音とほぼ同じように発音すれば通じます。
二重子音は、使用できる声調の数で二つのグループに分けられます。

1. 5つの声調が使用できる二重子音
声調の変化の例:


単語例 発音 意味
[gring] 疑う
[gling] タイの木の名前
[gwarng] 広い
[priow] 酸っぱい
[ploy] 放つ


2. 3つの声調が使用できる二重子音
声調の変化の例:


単語例 発音 意味
[kloo-oy] フルート、フエ
[kwarng] 投げる
[krung]
[klai] 似る、良く似た
[kwarn] 引き抜く
[prom] 完全に、準備が整う
[ploong] ほとばしる

「解 説」
最初から本格的な語学になり難しく書きましたが、この区分けを覚える必要はありません。
具体的な、注意点をあげてみましょう。
  1. [r]と[l]の発音の区別について
    正確には、[r]は「巻き舌」で発音します。英語の[r]と[l]と同じ様な発音になります。しかし、 タイ語では厳密に区別しなくても通じます。

  2. [r]と[l]の発音の省略について
    ほとんどのタイ人が、二重子音の二番目の[r]と[l]の音を飛ばして読みます。
    正式な場所や学校の授業を除いて、口語ではほとんどの人が飛ばして読みます。
    具体的な省略の例:
    [ploy] ---> [poy] ポーイ
    [krung] ---> [kung] カァン

    - メモ -
    カァンの発音について
    この単語のローマ字表記の"u"の読み方は、発音記号で表すと[ ]になります。
    ちょっと不安な人は、英和辞典の発音記号表で確認してみてください。

  3. の発音について
    この文字を発音するときには、口をすぼめて と同様に発音します。
    具体的には、
    [gwarng] グワァーン
    「グ」を発音する時に口をすぼめてください。
    これは、二重子音に限らず、すべての に当てはまります。

  4. 二重子音と二重母音と が重なっている場合
    [priow] ---> [peeow] ピィヨウ
    この単語は、一般的ですから、皆さん聞いたことがあるとは思いますが、文字と発音が一致していましたか。[r]の発音が省略され、二重母音とが複合されて発音されています。
    最後に、 がありますから、「ウ」は口をすぼめて発音します。
    どこの国でも、酸っぱい物を食べると口をすぼめるみたいですね。 ^)^

  5. 最後に、タイ語を学ぶとき最初に学習することは の発音だと思いますので、このホームページでは特に説明しません。
    日本語では、[n]や[m]と同様に終子音「ン」と表記しますが、ローマ字の表記では[ng]と表記してあります。


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